鳥たちの彩り豊かな羽毛の模様。
この羽毛は一本一本が単一柄ではありません。
抜け換え時期に落ちた羽毛を見ると、その鳥の模様のパーツになっているのです。オレンジ色のチークパッチも、先に黄色い部分があったり、翼の白いラインは羽毛の一部が白くなっているのです。
いつもこれを見て思うのですが、最初に神様がそのトリの配色を決めていって絵筆で塗り分けたんじゃないでしょうか。
多分、進化の過程で翼に白いラインが入ったり、チークパッチがオレンジになっていったりしたのでしょうが(より目立つためにね)。
それはそれで凄い進化のしかただと思います。
神様:あ~そこの灰色一色トリ、こっちへおいで。
神様:なんつーか、地味だねぇ。顔をちょっと黄色く塗ってやろう。
神様:なに?頭をトサカにしてほしい?じゃそれも黄色で。
神様:翼に白いラインをすっとひいて欲しいとな?どれどれ。
神様:なんか間が抜け取るなー。よしこれだ!
神様:ほっぺに鮮やかなオレンジでパッチをいれといたからな。
身近なトリをちょっと観察してみてください。
みな見事な神様の作品なのです。